沖縄を代表する伝統菓子として多くの人々に愛されるちんすこうに、西表島ならではのエッセンスをプラス。
西表島のお米で作った『やまねこちんすこう』。
見た目のかわいらしさはもちろんのこと、製造時に保存料や着色料を使用せず、
ひとつひとつ丁寧に、心を込めて作った素朴なおいしさが魅力です。
唯一無二の特別なちんすこう
西表島の島内で製造されている唯一のちんすこうです!
決してメジャーなお土産ではない「やまねこちんすこう」。実は、島内で作られている唯一のちんすこうなのです。
祖納「ちくいざ」にてひとつひとつ手作りしているため、大量生産ができません。現在、当店以外では、石垣市公設市場内【竹富町商店】でのみ販売しております。
ミンサー柄とイリオモテヤマネコをデザインしたパッケージは、お土産にぴったり!
五つと四つの絣に「いつ(五つ)の世(四つ)までも、末永く…」という想いが込められた、八重山を代表する織物・『ミンサー織』。
そして、西表島といえばやっぱりイリオモテヤマネコ。
島を象徴するモチーフをさりげなくあしらって、和テイストに仕上げたオリジナルパッケージは、
「旅からお帰りになった後も、西表島のことを思い出していただきたい」
「お土産でもらった方も、西表島に思いを馳せていただけたらなぁ」
そんな生産者の想いを込めてデザインしました。
通常ちんすこうに使用するラードを米油に替えて、さっぱり&さっくり軽い食感に!
昔ながらのちんすこう製法では、使用する油は「ラード」です。しかし、【やまねこちんすこう】は、油を「米油」に変えました。
こめ由来の芳醇なおいしさを引き出し、素材のうま味を際立たせる米油は、抗酸化成分・天然ビタミンE含有の栄養機能食品です。
酸化しにくく、油っぽさの少ない米油を使うことで、よりさっくりほろほろに仕上がっています。
西表島とお米の素敵な関係
あまり知られていませんが、西表島は古来より稲作が営まれ人々の生活を支えてきました。
節祭や豊年祭など稲作を基軸とした暦に従って行われる伝統行事は、私たちの自慢でもあります。
そんな文化を知っていただきたく、材料の粉の半分は、西表島産のお米から作った米粉を使用しています。
米粉は油の吸収率が小麦粉よりも低いので、サクサクとした仕上がりになります。小麦粉だけで作るのとはまた違う、独特の食感が魅力。
小麦粉と米粉の配合の黄金バランスにたどり着くために、何度も試作を繰り返しました。他にはない米粉ちんすこうをおいしくお楽しみいただけるよう、試行錯誤して作り上げた自慢のレシピです。
《西表島産黒糖》味の黒糖もまた、西表島でとれた黒糖を使用しており、島の特産品を存分に味わっていただけるお土産となっています。
やまねこちんすこうができるまで
01.西表島のお米で米粉を作る
まずは、ちんすこうに使用する米粉を作る作業から。西表島でとれたお米を米粉にしていきます。
米ぬかや汚れを落とすためきれいに洗い、お米と水を入れ数時間吸水させます。
その後ザルにあげ、水気をよく切ります。最後はオーブンでしっかり乾燥させたら、ミキサーを使ってパウダーに。
02.生地作り&型抜き
作った米粉を使ってちんすこうを作ります。
【やまねこちんすこう】の材料は、米粉、小麦粉、砂糖(黒糖)、米油のみ。とってもシンプルです。
保存料や着色料、香料などを一切使用せず、素材の魅力をそのまま生かしています。
材料を混ぜ合わせたら、イリオモテヤマネコをイメージしたネコ型に抜いていきます。機械を使わず、すべて手作業で行っていますので、この作業はなかなか大変。
ひとつひとつ丁寧に作られるネコちゃんがとってもかわいらしい!
03.オーブンで焼いたら完成
ちんすこうを天板に並べオーブンで焼いたら完成です! こんがりと焼けたちんすこうからは香ばしくて甘い香りが漂ってきます。
このあと袋入れ、箱詰めをし、店頭へ。
賞味期限は製造から2か月と短め。さくっと軽い食感や新鮮な素材を使ったおいしさを味わっていただきたいがためです。どうぞご容赦くださいね。
そして、賞味期限に関わらず、お早めにお召し上がりいただくことをおすすめします!
西表島のお土産にはぜひ【やまねこちんすこう】を!
店主が心を込めて手作りした素朴なおいしさが自慢の【やまねこちんすこう】。西表島にお越しの際には、ぜひ味わってみてください。
また、お土産としてお手に取っていただけた方は、ぜひぜひ一度西表島に遊びにいらしてくださいね。
このたびは、【やまねこちんすこう】のページを訪問していただきありがとうございました。いつか西表島でお会いできる日を楽しみにしております。